路盤補強工法

道路舗装における路盤は、表層および基層に均一な支持基盤を与えるとともに、上層から伝えられた交通荷重を分散して路床に伝達する重要な役割を担っています。このため、舗装の長寿命化を図っていくうえで、路盤を強化することは有効な対策の一つといえます。
テンサー®路盤補強工法は、インターロッキングによる拘束効果、荷重分散効果に優れた三軸ジオグリッドであるテンサー®TXを粒状路盤間または粒状路盤下に敷設することにより路盤を補強し、舗装の長寿命化を実現します。
また、海外では三軸ジオグリッドによる路盤補強工法が対策のひとつとして広く使われています。

特長

  • 路盤を強化することで、メンテナンスコストを削減
    テンサー®TXを敷設することで、インターロッキングによる拘束効果および荷重分散効果が発揮されるため、路盤材および路床材の変形を抑制することが出来ます。
    全面敷設することで舗装面の局所的なひび割れやわだち掘れの抑制、平坦性の維持が期待できるため、舗装の長寿命化が可能になり、メンテナンスコストの削減が見込まれます。
  • 掘削土量の削減により工費を削減
    テンサー®TXによる路盤補強工法は路盤の剛性を向上させます。舗装厚が低減するため、掘削土量が削減され残土処理を含む工事費の削減が期待出来ます。
  • 工期短縮でコストを削減
    テンサー®TXによる路盤補強工法は、従来工法(打ち換え工法)と比較して掘削土量が削減されるため、工期の短縮が期待できます。分割施工(片側車線開放)が可能で、道路利用者や地域住民への影響が軽減されます。また、建設発生土や埋め戻し材料も削減できるため、環境の保全にも貢献出来ます。

使用例

工法使用製品

テンサー®TX

テンサー®TXはインターロッキングによる荷重分散効果を効率的に発揮させる三軸方向の目合形状をしたジオグリッドです。
従来の二軸方向のジオグリッド(テンサー®SS)は軸方向だけに引張剛性が発揮されるのに対し、テンサー®TXは全方位に引張剛性が発揮されます。このため、粒状材の変形を抑制する拘束力が大きくなり、粒状材に対する拘束効果が路盤層の上方の広範囲にまで及ぶものとされています。その結果、荷重分散性が高まり、交通荷重を全方位へ広く分散させることが期待できます。