多段積み工法

NETIS(新技術情報提供システム) 登録番号QS-170002-A

マキセル多段積み工法とは、筒状にしたテンサー®をテンサー®ジョイナーで接続し、現地発生土を充填した構造体(マキセル)を切土面に設置する工法です。資材が軽量で、組立や現場合わせが容易で工期短縮が図れます。従来のふとんかご等の設置が困難な箇所、土壌が酸性またはアルカリ性で錆などによる耐久性に懸念がある箇所に適用出来ます。

特長

  • 筒状にしたジオグリッド構造体の中に現地発生土を使用し充填することが出来ます。
  • 資材は軽量で現場組立が容易です。
  • フレキシブル構造体であるため、折れ点や曲線にも柔軟に対応出来ます。
  • のり面の緑化が可能です。
  • テンサー®は高密度ポリエチレン製のため錆びの発生がなく、化学的安定性に優れています。
  • 従来工法(かご枠)に比べ10%程度材工費の削減が見込まれます。
  • 現地発生土が使用できるので早期復旧に適しています。

使用例

多段積み工法に使用されている産業資材